カリフォルニア・ギフト・ショウ2009 海外展示会レポート

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California Gift Show(カリフォルニア・ギフト・ショウ)

Los Angeles Convention Center (ロサンゼルス・コンベンションセンター)2010年1月15日~18日(1月12日~18日 LAマート・ショウルーム)

小売業向けのトレードショウ、カリフォルニア・ギフト・ショウがロサンゼルスコンベンションセンターで開催された。この展示会には、小売業のバイヤーたちが直接買い付けに来る。この景気に影響され毎回縮小されているが、今回はこじんまりとした展示会になっている。

アメリカには日本のようにお中元やお歳暮の習慣はないが、年末のクリスマスを最大の機会として、一年を通じて友人や知人に贈り物をすることが多い。ギフト・バスケットなどという、気の利いたものを集めてバスケットに入れ、包装して届ける専門業者もあるぐらいである。 その上、アメリカは国土も広く大小の観光地も多い。お土産品需要がとても高い。オバマ大統領が誕生したときも地元では、皿、マグカップ、チョコレート、キーホルダー、Tシャツ、帽子・・・と様々なお土産用オバマ・グッズが登場していた。

ギフト・ショウの背景には、これら個人や法人のプレゼント市場と、お土産品市場がある。そのために、アルコール、お菓子、食品、食器、家電製品、衣類、おもちゃ、宝石・アクセサリー、室内装飾品、旅行・・・と、ギフトの対象になるものは、なんでも集まっている大きな展示会がギフト・ショウだった。各カテゴリーの出展企業のブースで一つのブロックを構成し、コンベンションセンター全体を使って開催されていた。残念ながら最盛期を知らないのだが、アメリカの旺盛な消費文化を象徴するような、エネルギーあふれる展示会だったらしい。

それが今では、大手企業のブースが姿を消し、大手販売店のバイヤーが足を運ばなくなり、常連の出展者が退散し、出展企業もブース面積を縮小し、装飾も簡素化し・・・と、出展社数だけはある程度確保しているものの、中小企業を中心とした小さなブースが並ぶ、あまり魅力のないものになってしまっている。昨年から、LAマートと合同開催になったことで運営は安定した感があるが、落ちてしまった集客力は回復せず、出展する側にも来場する側にも、魅力に乏しい展示会となってしまっているようだ。

この景気で個人消費が冷え込んでいることも大きな原因だが、中小企業が営んでいた小売店が大手チェーン店に取って代わられていることも大きい。大手チェーン店は、商品を安価に大量に仕入れている。そのために、これら展示会にこまめに足を運んで商品を仕入れる必要がなくなってきているわけである。どこに行っても同じような商品が売られていることになり、魅力が薄れるが、消費者が画一的でも安価なものを求める以上、仕方のないことなのかもしれない。

さて、あまりパッとしない話になってしまったが、プレゼントを贈る側は何とか楽しく過ごそうと、知恵を絞っている。11月の感謝祭後には早朝からの大きなバーゲンがあり、クリスマスのプレゼントをこの時にまとめて購入して節約に努める人も多い。昨年は全体の売り上げは予想を下回ったとはいえ、店周囲の駐車場に入れないぐらい客が集まっていた。安く買えるのなら、レジで30分以上待つこともいとわない。早朝4時から、バーゲン開催店をクルマで回って買い物をする家族連れの姿も珍しくない。

またこの時期テレビでは節約プレゼントのアイディアを紹介していた。クラフトショップではクリスマスギフトシーズンに、手作りアクセサリーパーツを店の正面コーナーで販売していた。ギフトはお金をかけずに手作りで!なのかもしれない。

お金がなければ無いで、たくましく生きているアメリカ人たち。景気が回復したからといって、前のような旺盛な消費が戻るとも思えない。消費者の財布のひもをゆるめるものはなにか・・・?ギフト・ショウは大きな転機を迎えているようだ。

次回は、2010年7月16日~19日にロサンゼルスコンベンションセンターにて開催される。(LAマートはそれより早く7月13日から開催される)

(Tomoko Moriyama)

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