ナチュラル・プロダクツ・エキスポ・ウエスト2007 海外展示会レポート |
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Natural Products Expo West / Supply Expo 2007
Natural Foods Merchandiserの調査によると、最近のナチュラル&オーガニック製品の市場は、毎年9.1%の伸びを示す成長産業となっている。 出展は、農産物および加工品、生鮮食品、冷凍食品、ビタミン&サプリメント、ヘルスケア、ハーブ・メディカル製品、食糧雑貨、ナチュラルホーム&テキスタイル、パッケージ、器材、ペット商品、サービス、など。毎年来場している人によると、ここ数年、食品関連の出展数が増えているそうだ。 日本企業の出展も多く見かけられた。 前者の代表的なものがKyolic(Wakunaga of America Co., Ltd. 湧永製薬)と緑茶のITO EN (North America) Inc.(伊藤園)だろう。 Wakunaga はハワイに法人を設立したのが30年以上前。アメリカ本土で商売を始めてからも20年以上の企業だ。湧永製薬は日本ではキヨーレオピンで有名だが、液体のキヨーレオピンを粉末カプセルにしたのが、Kyolic。ホールフーズの様なハイエンド・オーガニック系スーパーマーケットでも見かけるサプリメントだ。 一方、ITO EN (North America) Inc.はアメリカ法人設立が2001年とまだ新しい。最初の1年間市場調査を行い、本格的にビジネスをスタートさせてから4年。現在、ニューヨークに会席料理レストラン、その階下に日本茶の店を経営し、美味しい緑茶の普及と健康飲料としての緑茶の啓蒙に努めている。その一方でCOSTCOなど量販店へも大量に商品を出荷している。量販店の店頭で、「お〜い、お茶」と日本語で書かれた缶やペットボトルを見かけることも多い。 アメリカ市場での年月には差があるものの、この2社の共通点は、妙にオリエンタルさを強調することなくビジネスを行っていること。ブース内もアメリカ人たちが主体となって動いている。 あるレストラン経営者から聞いた話では、サーバー(ウエイター&ウエイトレス)に男性を入れると男性客が増える、白人を入れると白人客が増えるそうだ。つまり、アメリカ人相手に商売をしたいのなら、アメリカ人社員にセールスをさせることが必要、ということだろう。 これから進出してこようとしている日本企業は、当然のことながらアメリカ社会にまだ溶け込んでいない企業の代表だ。資料やサンプルを要求しても整備されていないなど、準備不足が目立つ。とあるビューティ関連プロダクツの出展社は、想定外の大口取引が舞い込んだものの、流通網が整備できていないためにこの機会を生かすことができないという。 これだけ国土が広く企業数も多い国では、業界企業が一堂に集まるこれら展示会の場を逃したら、目的の商品や製造者に次の年になるまで巡り会えないなどはざらである。そうなると展示会は具体的なビジネスの場となる。日本から出展する企業も、具体的なビジネスができるだけの準備ができていなければ、せっかくチャンスをつかめないで終わってしまう。出展するにはそれだけの時間と費用がかかっているはずだ。もったいないと思うのだが。 (T.M.) |
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